アイノワノート  

原始機での織物&うかんだことをカタチに

悲しいことから気づけたこと

今週のお題「復活してほしいもの」

 

 

若い頃、花屋の仕事にあこがれ、数年間花の仕事をしていたことがある。

 

「こんな花のセンスを持ち合わせたい」と思う、

憧れの好きなフラワーデザイナーがいた。

南青山にあるル・ベスベ(Ⅼe Vesuve) というフラワーショップの

オーナー&デザイナー高橋郁代さんだ。

 

2014年に亡くなってたことを今になって知った。

 

当時雑誌のコラムを書かれていて、

そこに添えられてるアレンジやブーケの花の組み合わせがとても素敵で、

切り抜いては集めていた。

 

高橋さんの本も持っていた。

足元にも及ばないけど、参考にできるものを取り入れつつ

自分の結婚式のとき自分好みの花で彩りたくて、職場の人達に助けていただき、

テーブルの装花とブーケやヘッドドレスも作った。

大変だったけど、いい思い出。

 

 

東京に行ったときには、お店まで行ったくらい。

もし高橋郁代さんご本人がいらしたら、少しでもお話ししたいと思ってた。

外からお店の様子が見えたとき、

スタッフの方々が忙しくされてるのを見て遠慮してしまった。

当時の私は本当にどうしようもなく臆病で、店に入る勇気が出ず、

せっかく大阪から訪ねたのに、そのまま入れずじまいで帰ってしまった。

 

訃報を知ったことで、いろんなことを思いだした。

 

高橋さんのお花をもう一度見たい。

 

 

そして、その時の自分に謝りたい。

 

今は、やっと

行きたいところにいき

会いたい人に会い

食べたいものを食べ

やりたいことができるようになってきた。

 

 

魂はずっとずっと繋がり、永遠。

 

一目お会いしたかった。