アイノワノート  

原始機での織物&うかんだことをカタチに

セツナクナルコト

去年、家から少し離れたスーパーだった建物が、取り壊された。

この数日、そのスーパーと駐車場をつないでた

歩道橋の撤去が始まっていた。

 

子どもの頃、近所に小さなパン屋くらいしかなくて、

週末になると家族で、そのスーパーまで買い出しに行くのが楽しみだった。

 

フードコートでラーメン食べたり、ジュースを買ってもらったり。

他にもたくさんの思い出がある。

 

冬場は屋上がスケートリンクになった時もあった。

 

スーパーと駐車場を繋ぐ歩道橋を渡るのが好きだった。

 

歩道橋から見えたのは、普通の幹線道路なんだけど

高いところから見下ろす感じが少しだけ偉くなったような気がした。

それに歩道橋って異空間のような感じで、なんかちょっと特別だった。

 

 

取り壊されかけの歩道橋を見て、その時の光景がふと、思い出された。

 

もう母はいないし、父も歳をとって免許も返納し、車を運転することはない。

あっという間だけど、こんなにも時間が流れてることに、少しだけ物悲しくなった。

 

受け入れるって新鮮だけど、ときどき覚悟もいる。

 

景色は変わっても、変わらないことはある。

 

時間、絆、愛情、感謝

 

 

 

なんだか自分の気持ちに蓋をしたくなくて書いてみた。