アイノワノート  

原始機での織物&うかんだことをカタチに

はじめまして


はじめまして。

原始機(腰機)で織って、身に着けるもの(装飾小物、ベルト、鞄など)を作っています。

原始機は昔からある世界のいろんな地域で使われる織り方で、細長い木の棒に経糸をはり、自分の胴体と固定して織っていく方法です。

この織りは、どこにでもある材料で作る簡素な道具なのに、いろんな図柄や技法があり、それがどれも魅力的で、家族や大切な人を想い祈りが込められていて、愛に溢れていることに、知れば知るほどたまらなく惹かれました。

 

織りのこと、ココロが動いたこととか、日々のこと、うちの猫のことなどなど

書いていこうと思います。

 

以前、初めて作った洋服?(と、言えるのかな?)貫頭衣のイメージで作製したものをご紹介します。

 

ベルトを織って・・・。。

f:id:ainowa-hilo:20200927235506j:plain

 

 

前身頃の部分を織りました。 

f:id:ainowa-hilo:20200928134117j:plain 

完成したベルトを前身頃にぐるりと。

 

後身頃の内側に裏地をつけました。

f:id:ainowa-hilo:20200928142115j:plain

マヤ織を教えてくださってる先生が、背中が寒いのでは?と気にしてくださり、

おばあさまの大切な着物の生地を分けてくださいました。

絹なので、着心地もよく暖かいです。

 

後身頃は糸が足りず、生地を探していました。

shokuさんの布に出会い、後身頃に使いました。

f:id:ainowa-hilo:20200928142140j:plain

中心の赤い部分は、端っこの耳の部分です。

これは織りの先生のアイデア

shokuさんの布は耳までかわいいです。

ラオスで手紡ぎ、草木染された綿で手織りされてるので柔らかく優しい風合いです。

 

全体を仕立てるのに、織った時間と同じか、それ以上の時間を費やしました。

私の作り方は、ぼんやりと構想は練るのですが、途中でいろいろ変わっていきます。

あーでもない、こーでもないと悩むのがまた楽しいのです。

 

この数か月気持ちが動かず、織りの教室以外では、織れなかったのですが

少しずつ気持ちが動き、やっとブログまでこぎつけました。

 

 

と、ここまで書くのに何時間かかったことか・・・。

書くということがこんなに苦手だったとは。

ブログって自分のことがわかる、いい機会になりそうです。

言葉で表現してる方、尊敬します・・・。

 

読んでくださってありがとうございます。

 

                                                                                             アイノワ  真美