アイノワノート  

原始機での織物&うかんだことをカタチに

風布〈kazafu〉展へ

 ギャラリー夢雲さんで開催されている〈齋藤洋の染 風布展〉に行ってきました。

 

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 ギャラリー入ってすぐ、かっこいい作品がお出迎え。

 

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澤畑明見さんのバスケタリー

齋藤洋さんの、絵のような染色の作風に魅かれました。

くるみでろうけつ染めされたストールとかとってもかっこよかったです。

見合う自分になって、身に纏いたいと思いました。

 

3.11の震災以降、毎年東北で、たくさんの人たちと野外で長い布を染めあう、野染め活動をされたり、メモリアルキルトの制作、クラフト作りをしながら歩く、「風の布パピヨン」の代表もされているそうです。

 

澤畑明見さんは同じ活動をされてるお仲間だそうで、クルミの木の皮やあけびのつるなどで、バスケットを編まれたり、〈きびそ〉といって蚕が最初に出す糸で編んだかごなども並んでいました。きびそがなんとも味のある糸でした。

 

そして、かごの作品にさりげなく花が活けられているのですが、とても素敵で大好きでした。やさしさの漂う・・・そんな感じ。

 

(花の仕事に携わっていたこともあったので、澤畑さんの写真が多くなってしまいました。)

 

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 程よく肩の力が抜けているような、でもしっかりとした意思を感じる、そんな作品達でした。

丁寧にお話ししてくださって、お二人のお人柄にも魅かれました。

 

私もこんな風にものつくりをしたいと思います。

少しずつ近づけますように・・・。

 

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次回は、開催されているギャラリー夢雲さんについて書きたいと思います。

 

 

この展示の詳細は、こちらからどうぞ www.39moon.com